Biography
氏名等
名前: 関澤 一之
生年月日・出生地: 1988年2月22日 (36歳); 東京都足立区 (出身地: 埼玉県幸手市)
現在の身分・所属
東京科学大学 理学院 物理学系 准教授 (原子核理論)
〒152-8551 東京都目黒区大岡山2-12-1 H-27
電話: 03-5734-2463(内線: 2463)
メール: sekizawa@phys.titech.ac.jp
個人ページ: sekizawa.fizyka.pw.edu.pl
ORCID: 0000-0001-5800-1995
(その他:
RG,
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arXiv,
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Outreach;
researchmap)
研究歴
- 令和6年10月~現在:
-
東京科学大学 理学院 物理学系 准教授
- 令和3年4月~令和6年9月:
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東京工業大学 理学院 物理学系 准教授
- 平成30年4月~現在:
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筑波大学 計算科学研究センター 原子核物理研究部門
学外共同研究員
- 平成30年1月~令和3年3月:
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新潟大学 研究推進機構 超域学術院 特任助教 (テニュアトラック)
- 平成29年9月~平成29年12月:
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ワシントン大学 物理学科 博士研究員 (Research Associate)
- 平成27年4月~平成29年8月:
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ワルシャワ工科大学 物理学科 博士研究員 (Research Assistant Professor)
- 平成25年4月~平成27年3月:
-
日本学術振興会 特別研究員 (DC2) (筑波大学大学院 数理物質科学研究科)
- 平成24年4月~平成25年3月:
-
筑波大学大学院 数理物質科学研究科 リサーチ・アシスタント
学歴
平成27年3月: 筑波大学大学院 数理物質科学研究科 物理学専攻 博士後期課程 修了
平成24年4月: 筑波大学大学院 数理物質科学研究科 物理学専攻 博士後期課程 入学
平成24年3月: 筑波大学大学院 数理物質科学研究科 物理学専攻 博士前期課程 修了
平成22年4月: 筑波大学大学院 数理物質科学研究科 物理学専攻 博士前期課程 入学
平成22年3月: 東京理科大学 理学部第一部 物理学科 卒業 (鈴木公研究室)
平成18年4月: 東京理科大学 理学部第一部 物理学科 入学
平成18年3月: 埼玉県立伊奈学園総合高等学校 卒業 (第22期生)
受賞等
- 令和5年8月:
-
第22回(令和5年度)東工大挑戦的研究賞 受賞 - 東工大ニュース
研究題目: 「量子多体トンネル現象を記述する微視的理論の開発」
支援研究費: 2,600,000円 - 令和5年1月:
-
The Distinguished EPJ Referees 2022 に選出
- 令和3年12月:
-
令和3年度 東京工業大学 理学院若手研究奨励賞 受賞
研究題目: 「未知不安定核を生成する重イオン多核子移行反応の量子多体理論の構築とその応用」
研究奨励金: 600,000円 - 令和元年8月:
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平成31年度(第6回)新潟大学 学長賞(若手教員研究奨励) 受賞 - 新潟大学HPニュース
論文標題: 「Suppressed Solitonic Cascade in Spin-Imbalanced Superfluid Fermi Gas」
研究奨励金: 800,000円 - 平成30年11月:
-
平成29年度HPCI利用研究課題 優秀成果賞 受賞 - 新潟大学HPニュース
研究課題名: 「不安定核生成の予言へ向けた時間依存密度汎関数法の拡張とその応用」 hp170007 - 平成30年3月:
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2017年度(第12回)中村誠太郎賞 受賞 - 新潟大学HPニュース
(授与団体: 素粒子奨学会, 協賛: 湯川記念財団)
受賞論文: K. Sekizawa, Phys. Rev. C 96, 014615 (2017) - 平成29年12月:
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RIBF Users Group Thesis Awards 2017 受賞
RIBFにおける物理に関連する理論的研究を行った博士論文の成果に対する表彰 - 平成29年10月:
- 2017年 ワルシャワ工科大学 学長賞 受賞
- 平成29年2月:
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Paulo Gomes・Valery Zagrebaev賞 受賞
2017年2月20-24日にオーストラリア・ホバートで開催された国際会議 FUSION17 における若手研究者による最優秀口頭発表として表彰 - 平成28年3月:
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第10回(2016年)日本物理学会若手奨励賞(第17回核理論新人論文賞) 受賞
題名: 「時間依存密度汎関数法による重イオン多核子移行反応の研究」
受賞論文: K. Sekizawa and K. Yabana, Phys. Rev. C 88, 014614 (2013) - 平成27年3月:
- 筑波大学大学院 数理物質科学研究科 研究科長賞 受賞
- 平成26年12月:
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2014 TALENT Course 5: "核構造実験を探索する理論"
優秀なプロジェクトとして表彰 [Project (PDF, 0.2 MB)] - 平成26年10月:
-
「京」を中核とするHPCIシステム利用課題 優秀成果賞 受賞
研究課題名: 「密度汎関数理論に基づく原子核ダイナミクスの研究」 hp120204 - 平成25年12月:
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2013 TALENT Course 6: "核反応実験を探索する理論"
優秀なプロジェクトとして表彰 [Project (PDF, 0.2 MB)]
競争的資金の獲得歴
- 令和5年4月~令和10年3月:
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
課題名: 超流動密度汎関数法に基づくバンド理論計算で探る中性子星内殻の核物性 (23K03410)
研究費: 4,810,000 円(直接経費: 3,700,000円) - 平成31年4月~令和5年3月:
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究
課題名: 多スレーター行列式を用いた次世代理論に基づく原子核ダイナミクスの超並列計算 (19K14704)
研究費: 4,030,000 円(直接経費: 3,100,000円) - 平成30年8月~平成31年3月:
-
一般財団法人佐々木環境技術振興財団 試験研究費
課題名: 核分裂ダイナミクスを記述する微視的理論の構築
助成金: 600,000 円 - 平成25年4月~平成27年3月:
-
日本学術振興会 特別研究員奨励費 (DC2)
課題名: 時間依存平均場理論による多核子移行反応の研究 (25-241)
研究費: 1,000,000 円/年
競争的計算資源の獲得歴
- 令和5年4月~令和6年3月:
-
令和5年度「富岳」を中核とするHPCIシステム利用研究課題
(1) 課題名: 時間依存密度汎関数法による対相関の動的効果の研究 (hp230180)
割当資源量: 7,346,680 CPU・時間
利用資源: Grand Chariot, 北海道大学 情報基盤センター
(2) 課題名: Superfluid Dynamics within Time-Dependent Density Functional Theory (hp230081)
割当資源量: 564,000 GPU・時間
利用資源: TSUBAME3.0, 東京工業大学 学術国際情報センター
- 令和4年4月~令和5年3月:
-
令和4年度「富岳」を中核とするHPCIシステム利用研究課題
(1) 課題名: 不安定核生成の予言へ向けた時間依存密度汎関数法の拡張とその応用 (hp220035)
割当資源量: 5,765,760 CPU・時間
利用資源: Oakforest-PACS, 東京大学 情報基盤センター
(2) 課題名: Superfluid Dynamics within Time-Dependent Density Functional Theory (hp220072)
割当資源量: 300,000 GPU・時間
利用資源: TSUBAME3.0, 東京工業大学 学術国際情報センター
- 令和3年4月~令和4年3月:
-
令和3年度「富岳」を中核とするHPCIシステム利用研究課題
(1) 課題名: 不安定核生成の予言へ向けた時間依存密度汎関数法の拡張とその応用 (hp210023)
割当資源量: 9,400,320 CPU・時間
利用資源: Oakforest-PACS, JCAHPC
(2) 課題名: Superfluid Dynamics within Time-Dependent Density Functional Theory (hp210079)
割当資源量: 288,000 GPU・時間
利用資源: TSUBAME3.0, 東京工業大学 学術国際情報センター
- 令和2年4月~令和3年3月:
-
令和2年度HPCIシステム利用研究課題
(1) 課題名: 不安定核生成の予言へ向けた時間依存密度汎関数法の拡張とその応用 (hp200022)
割当資源量: 9,400,320 CPU・時間
利用資源: Oakforest-PACS, JCAHPC
(2) 課題名: Superfluid Dynamics within Time-Dependent Density Functional Theory (hp200115)
割当資源量: 284,000 GPU・時間
利用資源: TSUBAME3.0, 東京工業大学 学術国際情報センター
- 平成31年4月~令和2年3月:
-
18th PRACE Project Access Call
Investigation of quantum turbulence in strongly interacting Fermi systems (pr63) [1,161,765 GPU-hours (79.0 Million CPU-hours)]
Resource: Piz Daint, Swiss National Supercomputing Centre (CSCS); Partnership for Advanced Computing in Europe (PRACE) -
平成31年度「京」を中核とするHPCIシステム利用研究課題
(1) 課題名: 不安定核生成の予言へ向けた時間依存密度汎関数法の拡張とその応用 (hp190002)
割当資源量: 9,400,320 CPU・時間
利用資源: Oakforest-PACS, JCAHPC
(2) 課題名: Superfluid Dynamics within Time-Dependent Density Functional Theory (hp190063)
割当資源量: 300,000 GPU・時間
利用資源: TSUBAME3.0, 東京工業大学 学術国際情報センター
- 平成30年4月~平成31年3月:
-
16th PRACE Project Access Call
Interdisciplinary simulations of Fermi superfluids far from equilibrium (pr39) [1,208,824 GPU-hours (82.2 Million CPU-hours)]
Resource: Piz Daint, Swiss National Supercomputing Centre (CSCS); Partnership for Advanced Computing in Europe (PRACE) -
平成30年度「京」を中核とするHPCIシステム利用研究課題
(1) 課題名: 不安定核生成の予言へ向けた時間依存密度汎関数法の拡張とその応用 (hp180080)
割当資源量: 9,400,320 CPU・時間
利用資源: Oakforest-PACS, JCAHPC
(2) 課題名: 時間依存密度汎関数理論による原子核反応 (hp180066)
割当資源量: 292,000 GPU・時間
利用資源: TSUBAME3.0, 東京工業大学 学術国際情報センター
(3) 課題名: 拡張された時間依存密度汎関数法による原子核分裂の研究 (hp180048)
割当資源量: 284,000 GPU・時間
利用資源: TSUBAME3.0, 東京工業大学 学術国際情報センター - 平成29年4月~平成30年3月:
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14th PRACE Project Access Call
Nonequilibrium dynamics in strongly interacting and superfluid Fermi systems (pr03) [925,000 GPU-hours (62.9 Million CPU-hours)]
Resource: Piz Daint, Swiss National Supercomputing Centre (CSCS); Partnership for Advanced Computing in Europe (PRACE) -
平成29年度「京」を中核とするHPCIシステム利用研究課題
(1) 課題名: 不安定核生成の予言へ向けた時間依存密度汎関数法の拡張とその応用 (hp170007)
割当資源量: 7,168,000 CPU・時間
利用資源: HITACHI SR16000/M1, 北海道大学 情報基盤センター
(2) 課題名: 時間依存密度汎関数理論による原子核反応 (hp170181)
割当資源量: 405,000 GPU・時間
利用資源: TSUBAME2.5, 東京工業大学 学術国際情報センター - 平成28年4月~平成29年3月:
-
平成28年度「京」を中核とするHPCIシステム利用研究課題
課題名: 時間依存密度汎関数理論に基づく原子核ダイナミクスの研究 (hp160062)
割当資源量: 11,200,000 CPU・時間
利用資源: HITACHI SR16000/M1, 北海道大学 情報基盤センター - 平成27年4月~平成28年3月:
-
平成27年度「京」を中核とするHPCIシステム利用研究課題
課題名: 時間依存密度汎関数理論に基づく原子核ダイナミクスの研究 (hp150081)
割当資源量: 10,816,000 CPU・時間
利用資源: HITACHI SR16000/M1, 北海道大学 情報基盤センター - 平成26年4月~平成27年3月:
-
平成26年度「京」を中核とするHPCIシステム利用研究課題
課題名: 時間依存密度汎関数理論に基づく原子核ダイナミクスの研究 (hp140010)
割当資源量: 11,776,000 CPU・時間
利用資源: HITACHI SR16000/M1, 北海道大学 情報基盤センター - 平成24年10月~平成26年3月:
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平成24-25年度「京」を中核とするHPCIシステム利用研究課題
課題名: 密度汎関数理論に基づく原子核ダイナミクスの研究 (hp120204)
割当資源量: 3,313,778 CPU・時間
利用資源: HITACHI SR16000/M1, 北海道大学 情報基盤センター
教育活動
- 令和2年度:
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- 物理学演習C,D [第2学期, 電磁気学]
- 課題研究ゼミ [第2学期] (教科書: Shapes and Shells in Nuclear Structure, S.G. Nilsson, I. Ragnarsson著; NEUTRON STARS 1 - Equation of State and Structure, P. Haensel, A.Y. Potekhin, D.G. Yakovlev著)
- 現代物理学セミナー (2020/10/13):
「原子核研究の最前線: スパコンを用いた量子多体ダイナミクスの研究 ~原子核衝突・超流動現象,そして天体現象まで~」 - 1年生向け研究紹介 (2020/05/13):
「原子核物理学への招待 ~クォーク,新元素合成,中性子星~」 - 専門力アクティブ・ラーニング ミニゼミ [第1学期後半]
(参考書籍: 基本法則から読み解く物理学最前線【21】巻 “原子核から読み解く超新星爆発の世界”, 住吉光介著, 共立出版)
- 平成31年度:
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- 物理学演習C,D [第2学期, 電磁気学]
- 課題研究ゼミ [第2学期]
(教科書: Shapes and Shells in Nuclear Structure, S.G. Nilsson, I. Ragnarsson著; Quantum Theory of Many-Particle Systems, A.L. Fetter, J.D. Walecka著) - 現代物理学セミナー (2019/12/10):
「原子核研究の最前線: スパコンを用いた量子多体ダイナミクスの研究 ~原子核衝突・超流動現象,そして天体現象まで~」 - 1年生向け研究紹介 (2019/10/23):
「原子核研究の最前線: スパコンを用いた量子多体ダイナミクスの研究 ~原子核衝突・超流動現象,そして天体現象まで~」 - 専門力アクティブ・ラーニング ミニゼミ [第1学期後半]
(参考書籍: “これが物理学だ!マサチューセッツ工科大学「感動」講義”, ウォルター・ルーウィン著, 東江一紀訳, 文藝春秋)
- 平成30年度:
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- 物理学演習C,D [第2学期, 電磁気学]
- 課題研究ゼミ [第2学期]
(教科書: Shapes and Shells in Nuclear Structure, S.G. Nilsson, I. Ragnarsson著; Nuclear Reactions for Astrophysics, I.J. Thompson, F.M. Nunes著) - 現代物理学セミナー (2018/10/30):
「スパコンを用いた量子多体ダイナミクスの研究 ~超流動現象から原子核衝突、そして天体現象まで~」 - 新潟大学オープンキャンパス模擬授業 (2018/08/9,10):
「原子核を通して見る物理学の世界」 - 1年生向け研究紹介 (2018/05/09):
「原子核を通して見る物理学の世界」
- 筑波大学TA:
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- 平成25年4月~平成25年7月: Teaching Assistant [電磁気学]
- 平成24年6月~平成25年3月: Teaching Assistant [課題探求実習]
- 平成23年9月~平成24年3月: Teaching Assistant [課題探求実習]
- 平成23年4月~平成23年7月: Teaching Assistant [量子力学]
奨学金
平成24年4月~平成25年3月: 日本学生支援機構奨学金(第一種)
平成22年4月~平成24年3月: 日本学生支援機構奨学金(第一種)
平成18年4月~平成22年3月: 日本学生支援機構奨学金(第一種)
所属学会
JPS - 日本物理学会, 2011年2月~ (ID: 55314H)
学会活動等
RIBF理論研究推進会議(第3期メンバー),令和4年4月1日~
RIBF-UEC (User Executive Committee), Apr. 2021 - Mar. 2025
日本物理学会 会誌編集委員,令和4年4月1日~令和6年3月31日
理化学研究所 客員研究員,令和4年5月1日~令和7年3月31日
研究会主催
- The 7th Workshop on Many-Body Correlations in Microscopic Nuclear Model "Sado2024", Sado Island, Niigata, Japan, 25-27 Oct., 2024
- The 6th Workshop on Many-Body Correlations in Microscopic Nuclear Model "Sado2023", Sado Island, Niigata, Japan, 28-30 Sep., 2023
- 第4回「若手放談会」:エキゾチック核物理の将来, 理研神戸・融合連携イノベーション推進棟,兵庫県神戸市,2023年3月15-17日
- 第3回「若手放談会」:エキゾチック核物理の将来, 理研神戸・融合連携イノベーション推進棟,兵庫県神戸市,2020年2月19-21日
- The 5th Workshop on Many-Body Correlations in Microscopic Nuclear Model "Sado2019", Sado Island, Niigata, Japan, 5-6 Sep., 2019
- Tsukuba-CCS Workshop on "Microscopic Theories of Nuclear Structure and Dynamics", CCS, University of Tsukuba, Ibaraki, Japan, 10-12 Dec., 2018
- The 4th Workshop on Many-Body Correlations in Microscopic Nuclear Model "Sado2018", Sado Island, Niigata, Japan, 18-20 Aug., 2018
プレスリリース・ウェブ記事等
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日本の原子核物理学研究HP「明日を創る若手研究者」欄インタビュー記事
(日本の原子核物理学研究 |研究最前線,2022年11月25日) -
量子多体理論に基づく原子核衝突における観測量分布の定量的記述
(日本学術振興会「科研費 研究成果トピックス」 ,2021年1月15日) -
たとえばケーキ作りのように!?原子核から世界の成り立ちを探求する
(ほとんど0円大学 インタビュー記事,2020年7月7日) -
未知の超重元素の合成に繋がる新しい理論的枠組みを提案
(新潟大学研究推進機構HPニュース,2019年5月30日) -
スパコン利用による研究で優秀成果賞を受賞
(新潟大学研究推進機構HPニュース,2018年8月7日) -
”スピン偏極”のある超流動フェルミ気体の新奇の現象を発見
(新潟大学研究推進機構HPニュース,2018年7月23日) -
2017年度(第12回)中村誠太郎賞を受賞
(新潟大学HPニュース,2018年4月2日)
最終更新日: 2024年10月7日
Curriculum Vitae (PDF, 395 kB)